幕末国事殉難者の靖国合祀について
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昨日、赤澤史朗氏の新刊『戦没者合祀と靖国神社』(吉川弘文館)を入手した。
「誰が祀られ、誰が祀られなかったのか」という惹起にひかれてのこと。興味深いご成果だが、期待した幕末の国事殉難者の合祀に関する記載がほとんどなく、残念。
こちらの関心をひとつ。前身施設といえる洛東の霊山招魂社の祭神と靖国のそれの差異はなぜ起きるのかが気になる。
たとえば西川耕蔵(元治2年2月11日〈1865年〉獄死)は、慶応4年5月(1868年)の創建から霊山招魂社の祭神だが、靖国合祀は35年以上経過したのちである。霊山に比してかなり遅れる。
西川の合祀は、従五位の追贈(1903年〈明治36〉11月)がきっかけになったようだ。すると靖国合祀と維新功労者贈位は関係があることになる。この問題について先行研究はあるのだろうか。
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