花園・安井の陵墓をあるいた
8月1日(水)はれ
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二週間ぶりの「天皇陵をあるく」があった。
今回は花園・安井地区。
上西門院統子内親王陵(花園東陵)、待賢門院藤原璋子陵(花園西陵)、仁和寺宮諸墓、後宇多天皇髪塔、嘉陽門院礼子内親王墓に参った。陵墓地形図を片手に。
参考文献は、いつもの上野竹次郎さん『山陵』(新訂版、名著出版、1989年)。便利な書籍です。天皇のみならず中宮・皇后にも及んでいるのがありがたい。が、それ以外の皇族墓の来歴の記載がうすい。
陵墓研究は、このあと中宮・皇后のほか他の皇族墓の治定過程を明らかにしてほしいものだと勝手ながら思う。
参加者がひそかに気にしている「竹本」さんのいたずらは、嘉陽門院墓には及んでいないことを確認(写真参照)。
もうひとつ。
皇陵巡拝会道標を見つけることができなかった。常識では花園駅前に花園東陵・西陵を指し示すものがあるべきだ。遠く高雄口の光孝天皇陵には花園陵への道標があったのに。
失われたと考えるが自然か。
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