眠っていた御土居堀の遺構が見れます
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財団法人京都市埋蔵文化財研究所から以下のご連絡をいただきました。
豊臣秀吉が構築したことで知られる、京都全域を囲う城壁・環濠の御土居堀の一部が発掘調査によって検出されています。その現地説明会が行われます。
遺構の一部は国史蹟に指定されています。つまり場所の重要文化財の「兄弟」が確認されたといえます(写真。南から撮影)。
ただ残念ながら本遺構は、調査終了とともに消失するでしょう。
貴重な遺跡です。ぜひその姿を見に行ってあげてください。
御土居堀跡のうち当該部分付近の解説は、拙著『御土居堀ものがたり』(京都新聞出版センター、2005年)197~199ページをご覧ください。
(以下)
各位
残暑お見舞い申し上げます。
㈶京都市埋蔵文化財研究所では、本年5月より京都地方気象台構内に
おいて、平安京右京二条二坊十一町・西堀川小路跡・御土居跡の発掘
調査を実施しています。調査では、平安時代中期以前の西堀川小路の
東西路面・西側溝・西堀川等と平安時代中期以降に氾濫による厚い堆
積層が西堀川小路の上に形成されている状況と、この上に御土居が造
営され、その堀と土塁の一部を確認しています。つきましては、下記
のとおり、現地説明会を実施いたしますので御案内申し上げます。
京都市埋蔵文化財研究所
記
日時:2012年8月18日(土)午前10時から12時
当日午前7時現在、京都府南部に気象警報が発令されている場
合は中止します。
場所:京都市中京区西ノ京笠殿町38 京都地方気象台構内
問合せ先:現場事務所 Tel:090-8146-8471(当日のみ)
交通:JR「円町」駅下車 南東徒歩約10分
市バス「太子道」下車 東徒歩約3分
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