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2011.07.16

あらたな標石を読んでみた

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 親しい方から、「ある私有地に石碑が建っているけど、なんて刻んであるかわからない」といわれたので見に行ってみました。

 そしたら、

 表に「従是乾八瀬持山」

  (【意訳】これより乾(西北)は八瀬の持山です)。

 裏に「従是巽山門領」

  (【意訳】これより巽(南東)は山門(延暦寺)の領地です)

とありました。

 おもしろい。

 これは延暦寺(現滋賀県大津市)の領地と、八瀬村(現京都市左京区八瀬)所有の山の境界を示した榜示石(境界石)です。

 ちなみに八瀬村は江戸時代、禁裏御料=天皇の所有地ですので、この「持山」の所有者は天皇ですね。

 いまでも比叡山のあちこちにこの兄弟がころがっています。

 そのひとつがどういうわけか、個人宅に運び込まれたのでしょう。

 事例が、次のサイトに掲載されていました↓

http://www.geocities.jp/hieisankei/stage00.html

 標石を読むのは楽しいねえ。

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