山科安祥寺の木造十一面観音立像が国重要文化財に!
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去る本年3月18日の国の文化財保護審議会で、京都市山科区の安祥寺の本尊、木造十一面観音立像が、重要文化財に指定されるよう文科相に答申されたことを、遅ればせながら知った。
安祥寺の木造十一面観音立像は、同寺の創建より古い奈良時代のものと推定されている。
可能性のひとつとして、同地附近に存在した奈良時代の寺院、山階寺のものではと指摘されている。
平安遷都以前の山科を考えるうえで重要な仏像だが、ながく未調査で何らの指定をうけていなかった。
このことは拙著『中村武生とあるく洛中洛外』でもふれている(京都新聞文化センター、2010年10月、178~181ページ)。
何度も拝観させていただいたものとして心より喜んでいる。
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