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2010.07.16

名古屋で二つの幕末戦争をかたる

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 7月15日(木)くもりのち雨

 名古屋・中日文化センターに出講。

 「城と合戦」と「京都学」の2講座に出講。

 前者は「龍馬の怒った戦争」で下関攘夷戦争。幕末攘夷論に少々時間をとりすぎた。龍馬も攘夷主義なんですよと、有名な「日本をいま一度洗濯」の手紙を読む(文久3年(1863)6月29日付姉乙女宛)。

 関連して勝海舟の日記、文久3年(1863)8月7日条も読んだ。ここに「(徳川政府役人が)夷(外国人)の手を借り、薩長を打たしむると風評仕り候事」とある。

 後者は今回幕末京都論なので、池田屋事件と禁門の変をとりあげる。洛中の農民、若山要助の日記に禁門の変で逃げ惑う庶民の描写がある。学術の世界ではけっこう有名なのだが、一般にはほとんど知られていない。

 で、戦争のあった7月19日条と20日条をすべて読む。かなりおもしろかった。

 ただ京都の地名が頻繁に出たのが、いかがだったか。地図を手元においておられない方はきつかったかも知れない。

 『若山要助日記』上・下巻は、京都市歴史資料館の刊行です。禁門の変の部分は下巻です(1998年1月刊行、3,800円)。

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