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2009.05.28

山田邦和博士『京都都市史の研究』に感激した

 敬愛してやまない山田邦和博士が、最近論文集をだされた。『京都都市史の研究』(吉川弘文館、9,500円+税)である。

 吉川弘文館の広告で知った。いやもちろん、ご本人からまもなくだというのはうかがっていた。

 明日、僕の研究はどちらをむくべきか。それを知る大事な道標としてさっそく購入しようと河原町の書店に行ったが、みあたらなかった。書店にならぶのは、もう少しあとかと思った。

 5月26日、おそくに家に帰ると、佐川急便の荷物の不在通知がポストに入っていた。吉川弘文館から。

 何か注文したっけ、していない。どなたか奇特な人が本を送ってくれたのか。当然見知らぬ人が送ってくれるわけないから、よく知った人だろう。

 吉川弘文館は、よく知られた日本史専門出版社だ。どなたかはわからないが、また知人の誰かがひとつ成果をあげられたというわけだ。いかん、また先をこされた。

 なんて、わずか1秒ぐらい頭で考えたあと、はっとした。

 もしかして、山田博士からではないか。

 いや、それはないだろう。なんせ高価な論文集である。送料もあわせると1万円をこえる。100人に送れば100万円以上かかる。山田博士の交友範囲は広い。100人ですまないと思う。先生や先輩、直接の研究者仲間の方に送らなければならないはずだ。僕に送っている場合ではない。

 が、翌朝の再配達で届けられたものは、ほんとうに山田博士の高著だったのだ。

 感激して、いつくしむように拝見したことはいうまでもない。

 山田先生、ありがとうございました。拙書庫の、1998年ご刊行の高著『須恵器生産の研究』(学生社)の横を指定席とさせていただきました。

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