« 【講座】基礎からまなぶ近江の歴史 | トップページ | 京都女子大学、本年も楽しい »

2009.04.21

拝受した玉稿・高著のご紹介

 昨日までに拝受いたしました玉稿・高著を掲示いたします(到着順)。ありがとうございます。勉強させていただきました(いただいております)。

1.久住真也氏『幕末の将軍』講談社選書メチエ、2009年2月

  ※将軍家茂をこんなにまとまって論じたものは例がないのではないか。慶喜に対しても興味深い視点でアプローチしておられる。とてもおもしろかった。

2.河内将芳氏「中世本能寺の寺地と立地について―成立と本能寺の変まで―」抜き刷り(『立命館文学』609号、2008年12月)

  ※昨年の平安京・京都研究集会での報告内容をまとめられたもの。本能寺の変の研究は多いが、本能寺そのものの研究は稀少であった。河内さんは文献史学の研究者だが、歴史地理史学的視点からのアプローチで興味ぶかい。

3.桐野作人氏『さつま人国誌/幕末・明治編』南日本新聞社、2009年3月

 ※歴史作家にして歴史研究者桐野さんの著作。よみやすく裏付けのしっかりした内容。昨年、京都堀川一条に「小松帯刀寓居跡参考地」の建碑をしたが、桐野さんの見解を大きく参考にさせていただいた。にもかかわらず、この本ではその説に消極的になっておられる。「どういうことやねん」ではなく、そういうご姿勢だから信頼できる。新説に忠実で感情にながされておられない。

4.皆川真理子氏『土佐史談』240号、2009年3月

 ※皆川さんの論文「史料から白峯駿馬と近藤長次郎を探る―関東例会を終えて―」が掲載されている。皆川さんは世界で一番現代の坂本龍馬情報に詳しい人。龍馬の隣人ふたりに関する実証的な論文。龍馬を考える上でこういうお仕事はありがたい。

5.太田達氏・濱崎加奈子氏より、太田達氏・平竹耕三氏編著『京の花街―ひと・わざ・まち』日本評論社、2009年4月

 ※研究者五人による京都の六花街の概説書。実証的である。太田達氏・濱崎加奈子氏が主宰される花街文化研究会には僕も参加させていただいている。その成果の一部が生かされている。

|

« 【講座】基礎からまなぶ近江の歴史 | トップページ | 京都女子大学、本年も楽しい »