御土居堀をあるいて龍馬にたどりつく
1/29(木)はれ
ひさしぶりの御土居堀を考える講座に出講。巡検である。
午後3時に北大路駅集合。市バス37番に乗って加茂川中学前で降りる。御土居堀の北東角である。
ここから西北角にむかってあるく。1929年(昭和4)の3,000分の1と、最近の2,500分の1都市計画図をもってあるく。
土塁や堀が残っているところ4か所は当然なのだが、それ以外に残っているところを案内する。地割である。
土塁や堀を失っても、道路や住宅の方向が、京都ならではの正南北ではなく、斜めをむいている。これだ。豊臣期以来の400年の痕跡だ。これを指定文化財にするべき価値がある、とさけぶ。
大宮交通公園の閉園にぎりぎりまにあい、大宮土居町の最高部分をのぞいて、約束通り夕方5時半に北西隅の「有明」に到着。
さっそく夕食会。焼き肉。「有明」、ずっとお世話になりました。1990年に御土居堀問題にかかわってすぐに見学によせてもらいました。ちょうど20年です。
食事もしないのにどろどろの靴をはいて室内に入れてもらい、店をよごしました。すいません。なんにもおこられませんでした。なごりを惜しむ。
1月31日(土)の深夜25時(2月1日午前1時)までやっておられます。
終了後、みなさんがバスをまつなか、次の予定があったのでタクシーに乗る。木屋町六角下ルの龍馬へ。お目にかかりたかった一団がおこしと聞いていたから。
来年のこと、思いのたけをぶつける。少しでもよい「龍馬」をと願いをこめて。
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