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2008.04.28

『○×△□先生伝記』安い!

 あきすぎた。
 ここまであいたのは珍しい。
 
 ちょっとスランプ。
 「『篤姫のみた京都』を追って」の執筆に苦闘したため。

 今朝やっと提出した。
 すこし気楽になれた。

 某古書店で、息がとまりそうになった。
 探していた本に唐突に出会ったから。

 書物名はいわない方がいいな。
 僕のひとことがこの業界の値段に影響することもあるらしいから。

 ある本なんか、僕がすごい値段で買ったと発言したあと、さらに9万4500円にまではねあがった。
 元古書肆Aさんから「おまえのせいだ」といわれた。
 なるほど。
 責任重大かも。

 で、その本。
 幕末史の重要人物の伝記。
 
 僕のリンク先になっている方のブログでも話題にされたことがある。

 友人町田明広氏の8月18日政変に関する論文で多く引用されているもの(『日本史研究』539号)。
 伝記だが、その人の日記が掲載されている。
(わかる人にはわかってこられたか)

 僕も入手を試みたが、日本の古本屋サイトにはすでに品切れ状態。
 僕が出講している大学のいずれの図書館にも所蔵されていない。

 それを今日、みつけた。
 ぎくっ。

 1959年刊行の非売品。500部限定。全767ページ。

 さあ値段だ。
 いくらだ。いくらまでなら出せるか。
 1万円? 2万円?

 心地よい緊張。

 リンク先のKさんは安価とはいえなさそうな金額で入手された感じ。

 そっと最終ページをみる。そこに値段が書きこまれている。
 先頭に「45」の数字をみた。

 4万5000円か、これは無理だ。

 いや。
 コンマのあと数字は3つしかないぞ。

 4,500円か。
 まさか。

 何度も見直した。
 まちがいない。

 関心なさそうな顔をしてお金を出し、さっさと退店。
 うれしくってならない。

 本の値段って本当に難しい。
 店主はその価値を知らないのだろう。

 僕はたぶんかりに3倍でも買ったと思う。

 高くつけたらよかったのに。
 残念でした。

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