幕末志士の居所を論じブックオフで狂喜する
1/23(水)くもり
JRなど山科駅前のアスニー山科に出講。
以前告知しましたが、「河原町三条界隈になぜ維新史蹟が多いのか―幕末志士居所論」という話をする。
200人定員だが、今日は天気がわるい。
おそらく150程度だろうと思っていたが、さにあらず260人も来られていました。
すごい。
知ったお顔が多数でしたが、もちろん未知の方も多数で、なかには故恩師の奥様と親しいという方、話題にした先生の息子さんと同僚だという方、いろんな方から声をかけていただき、実に楽しいひとときでした。
帰途、またブックオフ三条京阪店に寄る。
なんと今度は『山内家史料』第一期分(一豊公紀、忠義公紀、忠豊公紀)全7巻がそれぞれ2500円で売りに出ていた。
驚いた。それぞれは土佐山内家の当主の伝記で、多数の原史料を引用している貴重なもの。
土佐山内家を専門にはしていないが、江戸初期の京都・伏見を考えるものとしては、必要な史料集である。
2代忠義の時代はまだ将軍上洛が行われている。
3代忠豊の時代以後も京屋敷は維持されている。
江戸時代の京屋敷をしる基礎データになりえる。
が、いかんせん高額だ。
定価は各巻8500円。
古書価格でも5000円前後だ。
これを買うなら○×が先だ、で手にしていなかった。
実際もし『山内家史料』を購入するなら、当然幕末の当主「豊範公紀」を最初に購入すると思っていた。
しかし2500円なら別だ。
小金はもっていた。
思わずすべて買い占めた。
ほかにも魅力的なコネタ本がいくつかあったので、支払いは2万10円になった。
ブックオフで2万円を支払ったのは初めてだ。
でも持って帰れるか。
今日は荷物が多い。
リュックとパソコンとカサがある。
で、郵送してもらおうと思った。
古書店で書物の郵送を頼むのも初めてだ。
初めてづくし。
その手続きをしてもらっているさなか、ちがうことを考えた。
送料はおそらく1000円ほどだ。
それとは別に、今日これから僕が単身帰宅するには電車とバスを併用して500円ちかくかかる。
計1500円ほどじゃないか。
それならタクシーに乗ろうと方針をかえた。
レジの兄さんに箱詰めにしてもらい、1階まで運んでもらった。
そこでタクシーをひらってすべての荷物を乗せて自宅へ向かった。
メーターやっぱり1500円ていど。
かえって楽できた。本も即日手元にある。いいことづくめだ。好判断だったと思う。
夕方、佛教大学で人文地理学の講義。
千本三条あたりに製材所が多かったはなしをする。
このネタは初披露だったので、もう少し熟す必要があると思われた。
帰宅して、原稿仕事をしつつも、昼間手に入れた『山内家史料』初代~3代紀を斜め読みする。
予期した以上の史料が入っていて喜ぶ。
うかつなことだ。
周知の史料なのに、存在に気づいてなかった。
諸刃の剣ではあるが、書物など史料の所有はやはり意味があることなのだ。
それにしてもこの価格。
3分の1以下ではないか。
ありがたいことはまちがいないが、序文にある編者の刊行への思いを読むと、古書店でこんな安価で購入したことを申し訳なく思えてきた。
ブックオフは難しい存在である。
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