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2007.09.06

府立総合資料館で原本を確認

9/5(水)はれ
 まだまだ痛いほど暑い。

 京都府立総合資料館へ行く。
 例の「珍品」のひとつ、類書があるものか、司書の松田万智子さんに尋ねにいく。

 さすが、松田さん。
 ほとんど即答された。

 「もと」があった。
 いささかがっかり。

 が、すぐにきづく。
 まったく同じではない。

 大部分はそのまま筆写しているが、一部かなり加筆がある。
 オリジナル部分の多い異本だった。
 やっぱりおもしろい。

 京都新聞連載中の「京都検定/日めくりドリル」のネタにしよう。

 ちなみに本連載は来週、365回をむかえる。
 ほんとうに1年の「日めくり」に達する。
 すばらしい。
 みなさまのご愛顧のおかげです。

 それしても即答された松田さん、司書の鏡だ。
 こういう人をもっている総合資料館はステキな館だ。
 いま同館の「みなおし」が進んでいる。
 館の「鏡」を冷遇しないでほしい。

 夕方はいつもと時間がちがうけれど、京都駅前キャンパスプラザで「基礎からまなぶ日本歴史」に出講。

 四条天皇の崩御・後嵯峨天皇の即位にともなう京都と鎌倉の対立を、原典にあたってご紹介。

 最近は全然「基礎から」じゃないなあ。
 上記ネタは高校の日本史教科書には載っていないもの。

 「原典にあたる、京都からみた日本歴史」みたいな感じだ。

 北条泰時の死亡が(後鳥羽上皇のかわいがった順徳上皇の子をはずして)後嵯峨天皇を即位させてからわずか3ヶ月後のこと。

 またその日が、21年前に彼が京都に攻め込んだ日(承久の乱)と一致しているというのはびっくりする話で、なるほど後鳥羽上皇の怨念に殺されたと、当時信じた人がいても不思議ではない、という上横手雅敬さんのネタでしめる。

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