府立総合資料館で原本を確認
9/5(水)はれ
まだまだ痛いほど暑い。
京都府立総合資料館へ行く。
例の「珍品」のひとつ、類書があるものか、司書の松田万智子さんに尋ねにいく。
さすが、松田さん。
ほとんど即答された。
「もと」があった。
いささかがっかり。
が、すぐにきづく。
まったく同じではない。
大部分はそのまま筆写しているが、一部かなり加筆がある。
オリジナル部分の多い異本だった。
やっぱりおもしろい。
京都新聞連載中の「京都検定/日めくりドリル」のネタにしよう。
ちなみに本連載は来週、365回をむかえる。
ほんとうに1年の「日めくり」に達する。
すばらしい。
みなさまのご愛顧のおかげです。
それしても即答された松田さん、司書の鏡だ。
こういう人をもっている総合資料館はステキな館だ。
いま同館の「みなおし」が進んでいる。
館の「鏡」を冷遇しないでほしい。
夕方はいつもと時間がちがうけれど、京都駅前キャンパスプラザで「基礎からまなぶ日本歴史」に出講。
四条天皇の崩御・後嵯峨天皇の即位にともなう京都と鎌倉の対立を、原典にあたってご紹介。
最近は全然「基礎から」じゃないなあ。
上記ネタは高校の日本史教科書には載っていないもの。
「原典にあたる、京都からみた日本歴史」みたいな感じだ。
北条泰時の死亡が(後鳥羽上皇のかわいがった順徳上皇の子をはずして)後嵯峨天皇を即位させてからわずか3ヶ月後のこと。
またその日が、21年前に彼が京都に攻め込んだ日(承久の乱)と一致しているというのはびっくりする話で、なるほど後鳥羽上皇の怨念に殺されたと、当時信じた人がいても不思議ではない、という上横手雅敬さんのネタでしめる。
| 固定リンク

