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2007.08.06

展覧会ご案内、ぜひ行ってほしい

 京都府埋文センターの森島康雄さんから次のようなご案内がまいりました。
 尊敬する研究者のおひとりです。

 思いがわかりますのでご紹介させていただきます。 

 ぜひ行ってください。 
 参加者が少ないと、このような展覧会は中止になるでしょう。

 遺跡に対する国民の関心が低いとほかの面にも影響が及びます。

 たとえば発掘調査。
 これはその土地を次に開発する業者が原則、費用負担します。

 義務ではありません。
 協力してもらうのです。

 正直、いやだと思います。
 高いお金かかるのですから。

 でも社会への大事な還元と思って協力されるのです。

 それなのにその成果を知らせる現地説明会に人が来なければ、業者さん、どう思われますか。
 ニーズのないことに金をつかわせやがって。研究者のエゴだ、と思われるでしょう。

 そして発掘調査や現地説明会、遺跡保護に協力してくれなくなります。
 それはとても困ります。

 ですからどうか、遺跡啓発のイベントにはなるべくご参加ください。
 長い目でいて、いろんな遺跡保護につながるのです。
  
(以下は森島さんの案内文)

 今週末から、恒例の第23回小さな展覧会を下記のとおり開催しますので、ご案内いたします。

 この展覧会は、当調査研究センターおよび京都府内の各教育委員会・各機関が、平成18年度に実施した主な発掘調査の成果を、出土遺物の展示と写真パネルで紹介するものです。

 昨年度の京都府内の調査成果を概観する良い機会だと思うのですが、近年、入場者数が減少傾向にあり、このままではこの展覧会の存続も危うくなるかもしれません。

 近くにお越しの際、あるいは盆休みなどに、お時間がありましたら、ぜひ、お越しください。

                       記

会場:向日市文化資料館  向日市寺戸町南垣内40番の1【入場無料】

会期:平成19年8月11日(土)~平成19年8月26日(日)
※休館日  8月13日(月)・20日(月)
開館時間:午前10時~午後5時(入館は4時45分まで)

主な展示品:
 ①古墓に供えられた輸入陶磁器(宮津市成相寺旧境内遺跡) 
 ②水辺の祭祀に使われた土器群(宮津市難波野遺跡)
 ③土器に書かれた古代の文字(福知山市土遺跡)
 ④鈴のついた須恵器高杯(福知山市安井北古墳群)
 ⑤弥生時代の磨製石器群(亀岡市時塚遺跡)

 ⑥国分古墳群の副葬品(亀岡市国分古墳群)
 ⑦前方後円墳に供えられた家形埴輪(大山崎町境野1号墳)
 ⑧琴柱形石製品(木津川河床遺跡)
 ⑨韓国からもたらされた陶質土器(城陽市芝ケ原9号墳)
 ⑩古墳時代中期の家形埴輪(木津川市内田山B8号墳)

 なお、18日(土)午後1:30から、展覧会場近くの向日市民会館において、今回の展覧会に合わせた内容の埋蔵文化財セミナーを開催予定ですので、合わせてご案内いたします。

1.古墳時代の水辺のマツリ-宮津市 難波野遺跡-
      (財)京都府埋蔵文化財調査研究センター主任調査員  引原 茂治

2.埴輪と古墳のマツリ-木津川市 内田山B8号墳-
      (財)京都府埋蔵文化財調査研究センター主任調査員  竹原 一彦

3.八角形墳と銀装の大刀-亀岡市 国分古墳群-
      (財)京都府埋蔵文化財調査研究センター調査員  筒井 崇史

4.小さな展覧会の見どころ(主な展示品の解説)
      (財)京都府埋蔵文化財調査研究センター資料係長 田代 弘

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