雑草生い茂る「教科書」の地
鎌倉の旧蹟をめぐる。
東勝寺跡に愕然とした。
最後の得宗、北条高時ら自刃の地である。
いわば鎌倉幕府終焉地といっていい。
当地に「腹切りやぐら」なる場所がある。
高時ら自刃地と伝承され、前日も紹介した鎌倉町青年団による建碑がなされている。
が、自刃したのは数百人である。
常識的に考えて、「腹切りやぐら」なるせまい地で全滅は不可能だ。
建物内だろう。自刃地は。
数年前、発掘調査が行われ、広大な建物跡がみつかった。
客殿跡と推定されている。
成果が大きいので、国史蹟に指定された。
今回その地を見に行った。
20年前、「腹切りやぐら」はみた。
ちがうイメージをもちたかった。
が、その地は、金網に囲まれた雑草の地にすぎなかった。
解説板はあるから「ここ」とはわかるが。
絶句した。
いうまでもなく鎌倉幕府滅亡は教科書に記載のあることだ。
新田義貞が攻め、北条高時が自刃した、と。
保存されたことはよかった。
が。
京都など各所でこんな事例は多数みてきた。
なれていたはずだった。
いやいや。
とんでもない。
本当に残念だった。
こんなことではダメです。
なんとかしてください。
姿勢がとわれます。
| 固定リンク


