桐野作人氏『だれが信長を殺したのか』を頂戴する
歴史作家の桐野作人さんから、近刊の高著、
『だれが信長を殺したのか―本能寺の変・新たな視点』を恵贈される。
(PHP新書、2007年3月、798円)
ありがとうございます。あつく御礼申し上げます。
桐野作人さんは自ら「歴史作家」と名乗られるから僕もそう記すが、すでに学術誌に本能寺の変について論文をお書きですから、もう「日本史研究者」を名乗っていいのではないですか、とお目にかかるたびにいう。
ものを書く前に読まれる史料の量、分析力、すでに「作家」の域をこえている。
そんな桐野さんの新作ですからおススメします。
専門の日本史研究者が参入し、かえって最近混乱が深まってきた「本能寺の変」。
もっとも信用できる内容のものといえましょう。
「はじめに」を読めば、その人のスタイルがわかる。
僕は書店で本を購入する場合、「はじめに」と「あとがき」をまず読む。
それでつまらなければ、よほど必要でなければブックオフに出るのをまつ。
失礼ながら一般的に「歴史作家」が書かれる作品は、多くが目的意識が低く、つまらない。
その点でいっても今回の桐野さんの作品は「はじめに」がまずおもしろい。
すでに書き方が「作家」ではない。
「研究者」のそれだ。
桐野さんは、これから龍馬遭難事件についても単著の刊行を予定されていると聞く。
実に楽しみだ。
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