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2007.02.08

京都市教育会の誕生日

 本日2/8は、1902年(明治35)、京都市教育会の発起人会・創立総会が行われた日です。
 場所は京都市議事堂。出席者132人。

 京都市教育会はすでに廃止されています。
 現今の京都市教育委員会とはまったく別のものです。

 つまり存在しない団体ですが、無視できません。
 われわれ京都の歴史が大好きな人間にはいまだ縁がふかいからです。
 
 この京都市教育会は、1915~1939年にかけて、京都市域各所に史蹟碑を約80基建立しています。
 その大半が現存し、われわれに歴史を啓発しつづけているのです。

 たとえば、
【古代】大学寮跡、菅原道真邸跡、東三条殿跡、閑院内裏跡、法成寺跡、法勝寺九重塔跡など

【中世】平氏六波羅第跡・六波羅探題跡、法住寺殿跡、藤原定家京極邸跡、二条富小路殿跡、室町御所跡など

【近世】本能寺跡、聚楽第跡、京都所司代跡、徳川時代金座跡、伊藤仁斎古義堂跡、石田梅岩邸跡など

【近代(幕末)】坂本龍馬・中岡慎太郎遭難地、池田屋騒動跡、古高俊太郎邸跡、長州屋敷跡、薩摩屋敷跡、京都守護職屋敷跡など
 
 このように全時代、じつに網羅的です。
 この事業は京都の史蹟、歴史意識を考えるうえで大事なものですが、いまだまとまった研究がありません。
 かくいう僕もまだ活字にしておりません。
 研究会発表は何度かしたことがありますが。

 で、このたび『週刊京都民報』に連載中の「京都の江戸時代をあるく」に、次々回から2回にわたってまとめることにしました。
 よろしければ御覧ください。
 2月18日、2月25日発売分です。

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