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2006.12.07

東山天皇は「人王114代」

 多忙とメンテナンスに邪魔されて更新が滞ってしまった。

 12/6(水)はれ
114

 くずし字入門に出講。
 
 東山天皇とその周辺の「御諱並御料」を読む。
 江戸時代の常識と現在の常識のいろんなちがいがわかる、おもしろい史料でした。

 天皇の歴代順番のこと(東山天皇は現在皇統譜では113代ですが、江戸時代は114代です)、
 「皇紀」のこと(元禄7戌年=2354年)、本院太上皇と仙洞のちがい、女院扱いされる人は誰かとか。
 そうそうこの時代「天皇」とよばないこともです。全部「院」なんですね。

 天皇号の復活は江戸後期の光格天皇からです。
 平安中期の村上天皇以後、約900年間、天皇号は停止状態だった。

 研究者には周知のことでも受講者の多くがご存じない。
 ここに江戸時代のことをみなさんに伝える意義がある。

 ちなみにこの話は一般書に載っております。
 藤田覚氏『幕末の天皇』講談社選書メチエ(1994年)をごらんください。

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