明治維新期の山科郷士論を拝聴
2/11(土)はれ
「山科本願寺・寺内町を考える市民の会」の講演会の日。
本日の講師は、谷口真康氏(麻布中学・高等学校)です。
タイトルは「幕末維新期の山科郷士と「勤王」思想―明治期の士族授産の分析を前に」。
いまは東京の私立学校の教員でいらっしゃいますが、もと山科区にお住まいで、当会の会員さんでもいらっしゃいます。
無理をいって本日、東京からお越しいただきました。
以前『日本歴史』654号(2002年11月号)に載せられた論文の内容に、その後のご成果をくわえられたものでした。
お若い学校の先生だけあって、とてもお話がわかりやすい。
そして地についた具体的なお話なので、説得力がある。
普段より参加者は多く、また質疑応答も活発でした。
終了後は恒例の現地見学会。
蓮如の隠居地、南殿跡に、市による解説板が建ちました。
それを見学に。
もちろん建立そのものは評価すべきですが、問題点もありました。
例えば解説板が金網の中にあります。
これでは読みにくいし、撮影も困難です。
金網を一部内側へ屈曲させ、屈曲のために生れた空間に解説板を建てたらよかったのです。
お金は余計にかかるかもしれませんが、よりよい状態をつくることは大事なことです。
そのあと国道一号線沿いに残る、寺内町本体の土塁片を見に行きました。
最近、周囲の環境がまた変わりました。
その確認です。
北側にスペースができ、土塁・堀跡のラインがみやすくなりました。
が、南側、国道一号線からは、立地していた書店が閉鎖になり、見にくくなりそうです。
山科本願寺・寺内町跡の保全はまだまだです。
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