大日本維新史料稿本を閲覧する
12/1(木)はれ
Y市教育委員会のTさんのおともで、国際日本文化研究センター(略称、日文研)へ行きました。
「大日本維新史料稿本」のマイクロを閲覧するためです。
「大日本維新史料稿本」(全4217冊)は、戦前の維新史料編纂会がまとめた、明治維新史研究のための史料集の決定版です。
いまにいたっても、これを無視して明治維新史研究はありえません。
東京大学史料編纂所に所蔵されていますので、東京都文京区本郷に行かないとだめなのですが、マイクロがつくられたため、他大学でも閲覧が可能になりました。
ところがその全てを所蔵している大学は、東大以外ではたった2つだけです。
北海道大学と中央大学です。
どちらも関東より東じゃないですか。
関西の研究者には何の役にたちません。
わが母校、佛教大学ももっていますが、弘化・嘉永・安政といった初期だけです。
文久・元治・慶応を主たる研究対象にしている僕には、何にもなりません。
どうしてそんなに所蔵地が少ないか。
だって全865リールのセット価格、約2千万円ですから。
「にせんまんえん?!」
という感じではないでしょうか。
近所で使用すること、絶望していました。
そんなとき、佛教大学A先生から朗報を頂きました。
日文研にも全て入っているらしい、と。
耳をうたがいました。
さっそく確認。
たしかにあるそうです。
閲覧に行きました。ありました。うれしいーっ。
ああ、京都に住んでいてよかった、こんな思いは初めてです。
* * * *
本日はTさんのお手伝いでしたが、予定より早く終わったので、僕の閲覧もしました。
慶応3年11月15日条、すなわち龍馬暗殺の史料を閲覧・複写をいたしました。
これまでほとんど世に流布していない史料が入っていました。
満足・・・です。
この成果は、明日午後からの名古屋の栄中日文化センター「龍馬講座」でご紹介いたしましょう。
お客さん、お楽しみに。
なお当マイクロは、一般の方でも利用できます。
もよりの図書館から紹介状をもらわれたら良いようです。
詳しくは日文研の図書館に直接お問い合わせください。
(図書館資料利用係 075-335-2066)
税金で購入されたものですからね。
まじめに調査・研究される方は使われるべきです。
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