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2005.07.08

鷹峯小学校、続報

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 本日も鷹峯小学校へまいりました。
 まずは校長室へいき、ついで教室へ。
 昨日のささやかな僕の発言が、けっこう子たちにうけたことを知りました。

 彼・彼女たちの感想文に、「先日遠足で行った奈良の大仏や大阪の古墳にも感動したが、昨日の授業で本阿弥光悦や御土居を知り、その史蹟を身近にもっている自分たちの地域を誇りに思う」というようなものが多くあったからです。

 胸にくるものがありました。

 さて本日は昨日の基礎学習をもとに校外へ出ます。
 江戸前期につくられた「光悦町古図」というものがあります。
 これには光悦町の住人の宅地割が描かれ、たとえば「間口五間」というふうに、具体的な規模の記載があります。
 これを小学生が6つの班に分かれ、それぞれメジャーをもって測ってゆくのです。

 僕の担当班は第6班で、町の最南端です。
 古図には「土手」とある部分です。
 そう、いわゆる御土居が含まれる場所です。

 この場所の土塁と堀は運よく残されています(国史蹟指定地)。
 それゆえ測量をする場合の基準になります。
 わが班はもっとも好環境だったわけです。

 そのためさっそく測量をせず、まず御土居堀の見学をしました。

 この場所の土塁と堀を所有しておられる森田さんとは親しい関係です。
 また同小学校OBですので、急なことでしたが見学のお願いをしました。快諾でした。
 お水までサービスしていただきました。
 暑いなかでしたので、それはみな大喜び。

 子のなかには土塁の土をほんの一握り削り持ち帰り、「戦国時代の城壁やで!」と会う大人・友達すべてに見せびらかしている子がありました(写真)。
 実物の迫力だなぁと思ったしだいです。

 主題である測量は、わずか5軒分しかできませんでしたが、子たちの楽しいそうな動きをまのあたりにしまして、幸せな気分になりました。

 しかも本日は、いまから75年前、「御土居」が国の史蹟に指定された日でした。
 なんという奇遇、土塁と堀も今日の日を喜んでくれたことでしょう。

 明日の京都新聞朝刊に掲載される由です。

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コメント

ててさん こんにちは
 ご賛同ありがとうございます。
 どうやらこれは続編がある模様です。
 
 御土居餅、食しておられませんでしたか。
 それはそれは残念なことでした。
 ぜひ次回にでも。

投稿: 中村武生 | 2005.07.10 11:23

こんばんわm(__)m
小学校の授業、楽しそうですね。先生に授業して頂けるなんて羨ましいです。
歴史の勉強って、本で学ぶのも大事ですが..
実物を見るのが一番だと思います。
私も、5年生の社会科で古墳の発掘現場を見学して、歴史って面白いって感じたのがきっかけで日本史にのめり込んでしまったのですが..(^_^;)

地域の歴史に触れ合う事が出来た子供達、歴史に対して興味をもって貰えたらうれしいですね。

鷹峯..凄く良いところですもんね。御土居餅...食べたい(^v^)

投稿: てて | 2005.07.10 00:53

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