
6/16(木)はれ
朝起きるなり、愕然とさせられる。
毎日新聞朝刊のトップ記事です。
「無届け工事 古墳全壊 ドコモ関西 形態基地局新設で 池田 府教委、緊急調査へ」
大阪府池田市の古江古墳のことです。
でも見出しに驚いて新聞を読んだものの、「古墳全壊」をあおるその書き方に、納得がいきませんでした。
見もふたもないけれど、古墳を初めとする遺跡の消失は日常茶飯です。
これまで「調査をした」あと、どれほどおびただしく壊されてきたか。
だから今回も常識的には、まずどうあっても破壊される前提のものだった可能性大といえます。
ですから、①無届けだった、②未調査だったという点のみが問題なのです。
極端な言い方をしますが、「全壊」はさほど問題ではないはずです
(しつこいですが、さんざん壊してきたじゃないか。マスコミも当然のこととして無関心だったじゃないか)。
調査をして壊すのと、しないで壊すのとではちがう、「記録保存」されたら後世に情報が残る、未調査なら何も残らない、といわれるかと思います。
ある意味、そうかも知れません。
でもそれは「やむをえない処置」であって、理想的な姿ではないはずです。
「やむをえない処置」を理想的な処置に転ずるするために、これまでもっとマスコミも取り組むべきでした。
調査をしたからといって遺跡は壊してはいけない、という姿勢が必要でした。
それをして来られたのなら、「古墳全壊」をトップで報じられても問題視はしません。
そのような事情を知らない一般読者には、「古墳全壊」だけに目が行き、意味するところが伝わりにくい記事でした。
僕には今回のことは「法規にふれた」程度の問題にしか思えません。
すなわち日常茶飯の「破壊」を、今回だけトップ扱いするというのは、過剰反応と思います。
(普段、文化財〈史蹟〉破壊を問題視し、新聞の取り上げ方があまりに小さいと嘆いている者ながら、そう思います。)
私の思いは、
①拙稿「文化財保存にどう向き合うか」(『花園大学考古学研究室だより』45号、2004年)
②拙著『御土居堀ものがたり』(京都新聞出版センター、2005年7月下旬刊行予定、本当か?)
にも述べています。
そちらもご参照くださればありがたく存じます。
本日は名古屋市の栄中日文化センターで講演をしました。
今回は「豊臣政権の首都構想―大坂・伏見」です。
主に京都橘大学の横田冬彦さんの一連の御説を紹介しただけのような内容でしたが、プロジェクターで映像を
ご覧いただきながらお話したので、少しは見やすかったのではないでしょうか。
受講者のみなさま、ご清聴ありがとうございました。
終了後、いつものようにお客さんと茶話会、二次会と歓談。
朝田のぼる、沢田聖子(さわだ・しょうこ)というシンガーの話題でもりあがる。
僕は高校生の頃、沢田聖子さんが大好きで、それ以前のアルバム、シングルB面までことごとく聴いて(収集して)いました。
いまでも落ち込むと聴きます。元気が出るのです。
帰宅すると、貝塚市教育委員会の前川浩一さんから、玉稿「貝塚寺内の都市計画」が恵贈されておりました(『史潮』57号、2005年5月31日発行)。
おおこれは、以前話題にされておられたものですね。
わざわざお送りくださりありがとうございます。勉強させていただきます。感謝です。
新聞夕刊が、野茂英雄投手の日米通算200勝達成を報じていた。
うれしいです。野茂投手の動向(活躍)は気になってしょうがありません。
おめでとうございます。今後もずっとご活躍を祈念しております。