仁丹町名看板を巡検する
6/15(水)、佛教大学へ出講。
早朝、拙宅近辺は雨天でしたが、大学に着くとやんでおりました。
本日も巡検(エクスカーション)です。
ネタは「仁丹」。
仁丹の町名看板は同大学の周辺にもおびただしくあります。
「見たことがない」という学生があまりに多かったため、その見学を強行しました。
「本日は出席を取らない」と明言したため、学生多く離脱。
30名近くに激減しました(登録者は約80名)。
それでも来てくれるあなた方を、僕は歓迎します。
同じ町に同様の看板が三つもあったり、同じ町の仁丹設置看板なのに「上京区」と「北区」と両方があったり、同じ町に別の会社設置の看板もあったり、とさまざま。
看板をめぐる探求を通じて、地理学的考察のおもしろさ、多様さ(どこででもできる!)を伝えたつもりです。
どこまで伝わったでしょう。
先日、佛教大学山岳部の行方不明だった最後の1人の遺体が見つかりました。
すでに当ブログでさきに確認された2人に対して「哀悼」の意を表しましたが、それを読んだ受講生のS君は「最初に確認されたT君は僕の高校時代からの親友でした」と話してくれました。
T君の魅力を聞きました。惜しいことです。
面識はありませんが、この身近な不幸を強く受け止めたい。
つきなみですが、われわれは彼ら3人のぶんまで一生懸命生きねばならぬ、と思いました。
講義終了後、市立T小学校へ(北区)。
校長先生と面談。
小学6年生の総合学習で地域の歴史を学ぶことになりました。
そこに「達人」として参加を仰せつかったのです。
私が大学生のとき以来お世話になった地域です。
思い入れ、愛着がつよくあります。
喜んでさせていただきます。
(写真は最寄のバス停)
午後4時30分、ホテルグランヴィア京都でJR東海のKさんと打ち合わせ。
10月の「石碑の町 八幡」のイベント、着々と進んでおります。
6時すぎまで楽しく過ごしました。ピールもいただき感謝申し上げます。
いつもごちそうさまです。
夜は貴重な体験をさせていただきました。
いつまでも深く心にとどめておきます。ありがとうございました。
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コメント
S君、こんにちは。
はじめてのコメントですね。ありがとうございます。
学葬のこと存じませんでした。来週詳しく教えてください。
仁丹にはまられた由、新発見を期待しております。
投稿: 中村武生 | 2005.06.18 07:45
中村先生、友人のことをブログで取り上げていただき本当にありがとうございます。学葬も28日に開催されるようです。
仁丹の住所標示にはまりつつあります。未見の標示板を発見すべく個人的巡検を実施していく予定です。またお話聞かせてください。
投稿: 受講生のS | 2005.06.17 22:57